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● リタイアメントビレッジ 「グリーンフォレストビレッジ」 訪問レポート集 |
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・ハードは整った、ソフトはどうなるかな?(雨谷水無子さん) |
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・共有部分が広いのが、最大の特徴(高橋希代子さん) |
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・公的年金収入が多い公務員や、ある程度の蓄えがある人を対象(山田静江さん) |
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◆ リタイアメントビレッジ「グリーンフォレストビレッジ」(埼玉県熊谷市)
東日本初のリタイアメントビレッジオープン
◇ 訪問概要
日時 2006年5月13日(土)AM 11:00〜
住所 埼玉県熊谷市大字広瀬字天神800-2
HP http://www.gfv.jp/
電話 0120-307-843
最寄り駅 熊谷駅より車で約20分(バス送迎あり)
秩父鉄道「ひろせ野鳥の森」駅前下車
集合 熊谷駅南口 午前11時
昼食 現地レストランでご好意により提供
参加費 1500円 |
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◇ ポイント
グリーンフォレストビレッジは、今年2006年の2月25日、このビレッジの総合プロデューサー・春山満さんの講演会をおこないました。会場はロイヤルパインズホテル(さいたま市)で、1000名を超える参加者が集まったそうです。高齢者向けのビレッジへのニーズの大きさを思わせる出来事でした。
この講演会の際のエピソードですが、さいたま市内の不動産関係者には、かねてからこの講演会への動員が要請されていたのに、参加者のあまりの多さに、当日、動員がキャンセルされたという話を聞きました。
「不動産管理が主たる業務だった大栄不動産が方向転換したのかしら」と、長年、大栄不動産(グリーンフォレストビレッジの管理会社)と提携関係にあり、当日の動員を要請されていた会社社長が首をかしげていました。
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| ▲ 秩父鉄道「ひろせ野鳥の森」駅ホームを2階から眺める |
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▲ 2階レストランで食事をごちそうに |
● ハードは整った、ソフトはどうなるかな?
雨谷水無子さん(会員)
私の中で自然を売りにしていたひろせ野鳥の森に、こんなものが出来ると知ったのは今年になってから、このビレッジの総合プロデューサー・春山満さんの名前は聞いたことはあったが、アリゾナのような砂漠の中と違い、地域とどう係ってゆくのだろうか? 隔離地帯になってしまうのか? とにかく行ってみた。
完成した第1期は住宅型有料ホームなので、その種の施設としてみると、折り戸を除けば春山先生のノウハウなのか、色々工夫されている。
レストラン・パーティルーム・ホビールーム・ファミリールーム・屋上庭園、ドーナツ座布団不用の椅子、肘が入るようになっている手すり、遠近感を無くすため升目の模様の入った廊下、7Fの二人用のアシステッドナーシングフロア、4〜6Fのアシステッドナーシングフロアの個室感のある浴室、うたっているサービスの実費はいくらになるのだろう。
3Fのグループホームの進化型というスペシャルケアセンター、認知症状に合わせたユニット配置、認知症の入居者がいないのでうまくイメージできなかった。
入居者がまだいないので、「ハードは整った、ソフトはどうなるかな?」といったところでしょうか。
● 共有部分が広いのが、最大の特徴
高橋希代子さん(会員、NPO法人「らしさ」副理事長)
5月13日土曜日、肌寒い雨の中、熊谷まで見学に出かけた。私はうっかり乗る電車を間違え、集合時間に遅刻したが、新幹線を利用したところ、大宮から熊谷へは1駅、所要時間はわずか14分。経済的な余裕があれば、新幹線は快適だし、距離感はそれほど感じないと思う。
熊谷駅から現地まで、車で送迎していただいた15分程度の間、街の様子を見た印象は、田舎町によくある風景だった。いきなり目に飛び込んだグリーンフォレストの建物は「おぉー」という声が思わず出るほど、周囲から浮いていた。
中へ入ってみると、きれいで広々してゴージャス。スタッフの対応もホテル並みで好印象。各部屋は決して広くないが、共有部分が広いのが、最大の特徴。モデルルームの演出が生活感にあふれ、小物までも細かい配慮が工夫されているところは、本当に感心した。畳コーナーが一番くつろげるかもしれない。
また、お風呂場が工夫されており、1台500万円の機械浴もある。元気な人も要介護の人も、どんな人でも気持ちよく入れるお風呂だと思った。
さらに、1Fにゲストルームやホビールームが備えられ、そこで通夜や葬儀を行うことも可能とのことで、至れり尽くせりだ。
将来的に温泉やフィットネスなどができる予定もあり、最終的に、どんなリタイヤメントビレッジが完成するのか、今後が楽しみ。メインターゲットは団塊の世代ということになりそうだ。
自然に囲まれ空気もよく、晴れた日は富士山も見えるとのこと。近所に高校があるので野球部の練習風景や元気な声も聞こえ、SLの汽笛や花火大会なども楽しめる暮らしは、なかなか理想的ではないだろうか。しかし、毎週、三越に行くような都会派には、少し淋しいかしら?とも思う。
結局、リタイヤ後、どこで誰と暮らすかを決めるのは、けっこう難しい選択だと思う。もちろん予算に見合うかどうかが、もっとも重要なポイントになる。
1人部屋で、入居金が600万円、毎月の費用が約20万円。3Fの認知症向けスペシャルケアセンターの場合はスタッフの人件費が加算されたり、部屋に特別な仕掛けなどがあるため、毎月30万円かかる。これだけの費用を年金だけで負担できる人は、そんなに多くないように思う。
年金だけでは足りそうもない人は、現役時代から自助努力しなければいけないということだなぁと考えながら、お世話になったスタッフの方へお礼を申し上げ、帰途についた。
● 公的年金収入が多い公務員や、ある程度の蓄えがある人を対象
山田 静江さん(NPO法人「らしさ」事務局長)
総面積約4万uのリタイアメントビレッジの第一期分がいよいよ完成ということで、くらかねメンバーの皆さんと雨の中、「グリーンフォレストビレッジ 第1期[桜ガーデン]」に見学に行きました。
第一期は住宅型有料老人ホームで、淡いオレンジの7階建てビルは遠くからも目立ちましたが、それ以外の予定地はまだ更地だったので、全体のイメージはつかめませんでした。すぐ斜め前に熊谷商業高校、隣の敷地は倉庫。南側はSLが通る秩父鉄道、あとは一戸建てや小さな工場が点在する場所で、居室からはどちらを向いてものどかな風景が広がっていました。富士山が見える側がいい、若い高校生(目の前が野球場)が見えると若返るなど、意見はさまざま。見晴らしが良く、開放感を感じられるのは確かです。
ホームの内装や施設は南欧のリゾートホテル風でゴージャス。
各階にある共用のLDKや、2階にはレストランとパーティールーム、ホビールーム、べランダのガーデンなどもとても素敵でした。いわゆる「ハイカラ」な雰囲気です。
LDKや共用部分に畳スペースはありますが、こういう洋風なデザインや、ホテルのような「接客態度」に対して、居心地の悪さや違和感を覚える人もいるかもしれません。
海外在住経験のある人や欧州への海外旅行が好きな人には、心地よく感じられることと思います。
料金は、一人部屋(18u、トイレ洗面台、ベッドとドレッサー件机付き)に一人入居の場合、入居一時金は600万円、月々の支払いは、家賃、管理費、光熱費、食事代(3食頼む場合)で、約20万円。
二人部屋(36u、バス、トイレ、洗面台、ミニキッチン、ベッドとドレッサー付き)に、二人入居の場合は、入居一時金1200万円で、月々の支払いは37万円。
土地は元々事業者の大栄不動産所有だったこともあり、このレベルの施設としては、基本的な費用はリーズナブルだと思います。介護事業所があるので介護も当然受けられ、認知症にも対応するので、安心感もあります。ただし、介護にかかる費用はもちろん別途負担ですし、上乗せサービスなど追加費用がどれくらいかかるかは、まだ実績がないのでわかりません。
8月にはホーム形式ではなく、マンション形式の第二期(自立者向け住宅群)が着工されますが、そちらは賃貸住宅なみの広さがあり、その分入居金等は高くなる予定だそうです。
第一期、第二期ともに、公的年金収入が多い公務員や、ある程度の蓄えがある人を対象にしているので、そういう層にどれだけアピールできるか、注目したいと思います。またこれだけの大きな施設が地域から切り離された状態で存在するというのは不自然です。今後、地域とどのように交流がはかれるかが、このプロジェクトの成否を決めるポイントとなるのではないでしょうか。
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(H18.6.4) |
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