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高齢化対応事業(ついの住まい探検隊)
●《施設訪問記》

初めての施設訪問――「高齢者ケアセンターゆらぎ」(さいたま市)
高橋 大さん(正会員)
今回、病院以外の施設(介護老人保健施設/高齢者ケアセンターゆらぎ)は、初めての見学になりました。

施設では、施設長の平山汀子さんから施設及び福祉事情等の説明をいただきました。
まず、他の施設よりもショートステイのベットが多く20床あるとのことでした。ショートステイは、予約後に急に具合が悪くなってのキャンセルがあり、経営としては厳しいとのことでした。また、ショートステイの認知症の利用者は、動けないのを忘れて無理に動き、怪我をしたり点滴を外してしまうなどのアクシデントが多いと聞き驚きました。
 
他にも、目が悪い人が多いので照明は明るい方が良いことや、絨毯等の細かい模様が障害物に見えてしまうことがあり、健常者の視点で物事を考えない方がよいこと、加湿器が地域の水が悪いので消耗が激しいことなど、考えてもみなかったことがたくさん説明されました。
 
 今考えると、ショートステイを多くしている理由を尋ねたかった――利用者を幅広くすることでニーズに応えているということなのでしょうか。
 
職員体制については、人件費や昼・夜間の勤務体制についての説明をいただきました。職員衛生を大切にしているとのことでしたが、施設を案内していただき、職員専用の休憩室やシャワー室等、働く側からするとありがたい設備が整っていました。職員の方は、指導が行き届いており、皆さん挨拶が出来ていて気持ちが良かったです。利用者の方への接し方も優しく、てきぱきとしており、施設側が職員を大切にすることにより、職員は利用者をより大切にするのだなと感じました。

 設備では、長沼さんの指摘された「ドアは引き戸が良い」のとおり、居室やトイレも引き戸でした。トイレについては、大と小(男子トイレ)の区切りがカーテンでしたが、個人的にはカーテンの方が使いやすいのではと感じました。

引き戸に注目
引き戸に注目
車椅子でも入れる広いトイレ
車椅子でも入れる広いトイレ
その他にも

(1) お風呂の設備
(2) 居室にベッドの代わりに畳
(3) エレベーターと談話室の間に一つの空間を設け、慌ただしさを解消
(4) 利用者ひとりひとりにロッカーを設ける
(5) 喫煙室の設置

等、利用者の為に工夫が凝らされていて感心するばかりでした。

また、施設内が本当にきれいでした。至る所に空気清浄機が設置してあったと思いますが、そのおかげでにおいが全くなかった気がします。

(H17.3.27)
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